2013年 05月 28日
補助療法の費用(1回あたり) |
やっと術後の治療方針も決まったということで、今日はさっそくLH-RHアゴニストの皮下注射を受けに行ってきました。前にちょっと書いたとおり、補助療法は、乳がんの診断をしてくれたクリニックで管理してもらうことになったのですが、先生たっての希望で朝っぱらから遠くにあるクリニックにやっとのことでたどり着き、とにかく眠くて死にそうでした……。でも、先生は相変わらずあけすけでして、やっぱりこのクリニックで診断を受けてよかったなとまた思ったり。
●某クリニックにて
再診、がん治療連携指導料、特定疾患療養管理料、LH-RHアゴニスト(リュープリン) 皮下注射、内服薬処方箋料など
25,200円
●某調剤薬局
トレミフェン錠40mg「サワイ」 90日分
7,650円
リュープリンは12週間用です。こちらの方が薬価が安いのと、4週間用だと、通院回数が増えて大変なので、なるべく通院自体は少なくできるよう計画しています。
トレミフェンは先月からフェアストンが処方されているんですが、たまたま処方箋を持って行った薬局にジェネリックしかなくて、薬価もそちらの方が安いので、そのまま使うことにしました。しかし、リュープリンといい、トレミフェンといい、どっちも後発を使っているんですよね。特に、閉経前のホルモンレセプター陽性乳がんではタモキシフェンを処方されることが第一選択肢になるんですが(昔からありますし)、トレミフェンは普通使わないみたいなので、私の例は珍しいのかもしれません。ちなみに、トレミフェンのことををボンボンは「洗練された」と表現してました。ちょっと気になったので、昨日そのあたりもちらっと聞いてきたのですが、とりあえず「良い」という意味で取ればいいみたい。しかし、「洗練された薬って、具体的にどういうことなんですか?」と聞いたら、相変わらず、オドっとして、モゴりながら「後発の薬ですし、抑制効果がより高いってことで……だからタモキシフェンよりは良いってことですよ」と言ってました。だったら、最初からそう言えば私から突っ込まれることもないのに(笑)。
たぶん、タモキシフェンが、体内でCYP2D6という酵素によって活性化されない(低活性化)方には薬効がないため、それを防ぐ効果もあると思います。あと、こちらの方が副作用も穏やかなんだそうです(これはボンボンが言っていた)。
しかし、お腹に打つ皮下注射って結構痛いですね。
もちろん大人なので、我慢できないほどではないですが、注射の時もそれなりに痛いのですけど、その後もしばらくジーンと痛い……。でも、一瞬で終わってくれて助かりました。
しかし、このクリニックの院長は、こういった技がすばらしい。検査もそうだったんだけど、まったく無駄がないんですよ。エコーも針生検も、終了までが早くてびっくりしたんですが(そして精度も高い)、その話をぽろっとボンボンにしたら、「ああいう先生を職人っていうんですよ。あの先生のところの方がうちよりも機材もいいですからね」と、某大学病院の面目はどこに?という感じですが、よくよく考えてみると、大学病院にかかっているから乳がんが再発しないわけじゃないので、特に私みたいな低リスクな患者こそ、信頼できる先生のところできちんと管理してもらった方が、大学病院側としても安心なんだろうなぁと思います。ただ、その管理を任せられる先生と巡り合うということが、実際は難しいのかもしれませんが、私は普段の管理は信頼できるクリニックで、何かあったらすぐに大学病院に行ける体制というのが、今の自分に一番合っていると思っています。
結局、セカンドオピニオンに行くこともなかったな……。
●某クリニックにて
再診、がん治療連携指導料、特定疾患療養管理料、LH-RHアゴニスト(リュープリン) 皮下注射、内服薬処方箋料など
25,200円
●某調剤薬局
トレミフェン錠40mg「サワイ」 90日分
7,650円
リュープリンは12週間用です。こちらの方が薬価が安いのと、4週間用だと、通院回数が増えて大変なので、なるべく通院自体は少なくできるよう計画しています。
トレミフェンは先月からフェアストンが処方されているんですが、たまたま処方箋を持って行った薬局にジェネリックしかなくて、薬価もそちらの方が安いので、そのまま使うことにしました。しかし、リュープリンといい、トレミフェンといい、どっちも後発を使っているんですよね。特に、閉経前のホルモンレセプター陽性乳がんではタモキシフェンを処方されることが第一選択肢になるんですが(昔からありますし)、トレミフェンは普通使わないみたいなので、私の例は珍しいのかもしれません。ちなみに、トレミフェンのことををボンボンは「洗練された」と表現してました。ちょっと気になったので、昨日そのあたりもちらっと聞いてきたのですが、とりあえず「良い」という意味で取ればいいみたい。しかし、「洗練された薬って、具体的にどういうことなんですか?」と聞いたら、相変わらず、オドっとして、モゴりながら「後発の薬ですし、抑制効果がより高いってことで……だからタモキシフェンよりは良いってことですよ」と言ってました。だったら、最初からそう言えば私から突っ込まれることもないのに(笑)。
たぶん、タモキシフェンが、体内でCYP2D6という酵素によって活性化されない(低活性化)方には薬効がないため、それを防ぐ効果もあると思います。あと、こちらの方が副作用も穏やかなんだそうです(これはボンボンが言っていた)。
しかし、お腹に打つ皮下注射って結構痛いですね。
もちろん大人なので、我慢できないほどではないですが、注射の時もそれなりに痛いのですけど、その後もしばらくジーンと痛い……。でも、一瞬で終わってくれて助かりました。
しかし、このクリニックの院長は、こういった技がすばらしい。検査もそうだったんだけど、まったく無駄がないんですよ。エコーも針生検も、終了までが早くてびっくりしたんですが(そして精度も高い)、その話をぽろっとボンボンにしたら、「ああいう先生を職人っていうんですよ。あの先生のところの方がうちよりも機材もいいですからね」と、某大学病院の面目はどこに?という感じですが、よくよく考えてみると、大学病院にかかっているから乳がんが再発しないわけじゃないので、特に私みたいな低リスクな患者こそ、信頼できる先生のところできちんと管理してもらった方が、大学病院側としても安心なんだろうなぁと思います。ただ、その管理を任せられる先生と巡り合うということが、実際は難しいのかもしれませんが、私は普段の管理は信頼できるクリニックで、何かあったらすぐに大学病院に行ける体制というのが、今の自分に一番合っていると思っています。
結局、セカンドオピニオンに行くこともなかったな……。
by sunday_tourist
| 2013-05-28 19:40
| お金の話